歯科治療後、もう一度確認したい治療の疑問に答える~詰め物をした後の過ごし方~

診療後に説明は受けたけれど心配で、受付に再確認やご質問をいただくランキング上位について、患者様の不安の解消になればと始めたこのシリーズ。
今回は詰め物についてお答えします。

「治療で詰め物をしました。普段どう過ごせばいいですか?」という質問を受付で多く受けます。
詰め物といっても、治療途中の仮のもの、最終的なものなど治療によって様々です。
代表的なものをPick UPしてお答えできればと思います。

根管治療
根管治療中の蓋はとれやすくなっています。治療後すぐは固まりきっていないので、30分~1時間は飲食を控えましょう。また、次回治療時に外して治療をするのでとれやすいです。食事は治療中の歯では噛まないようにしましょう

虫歯治療で当日完了した、または虫歯が深い為次回型をとるといわれた
当日1回で完了した方は、その場で虫歯を削った範囲に詰め物をし、最終的な治療が完了しているので治療後は通常通り食事・歯磨き可能です。
「虫歯が深い為次回型を取りますと言われた方」は虫歯が神経に近い為、痛みがでるかでないかの判断の為に蓋をしています。取れにくい材質ではありますが、治療中ですので食事は反対側で噛んで下さい。

③仮歯(TEK)
プラスチックの仮のクラウンで、丈夫なものではありません。あくまでも仮の歯ですので、固いものを仮歯で噛むことは控えましょう

④被せ物・詰め物の型を取ったあとの仮の詰め物
最終的な被せ物や詰め物ができるまでのもので、外す際削らずとるものなので取れやすいです。特に粘着質な食べ物はすぐとれます。つけてすぐの飲食は控え、可能な限り反対側の歯を使って食事をして下さい。

セラミックや銀歯など、最終的な被せ物をしたあと
接着する材料が完全に固まりきっていないため、つけて30分程度は飲食を控えて下さい。その後は普段通りにお過ごしください。歯ブラシもしっかりするようにしましょう。

代表的な5つの例をご回答させて頂きました。
もし治療期間中に詰め物がとれてしまったり、生活の中でなにかがとれてしまった際は、お気軽にお問い合わせください。