王子歯科クリニック・美容外科 受付スタッフより発信です。
治療中にお話する内容で、治療後、帰り際にどうだったっけ?と
受付にて確認・質問を受けることがあります。
そうした内容についてブログで随時シリーズとしてお答えしていこうと思います。
今回は抜歯にともなう痛みや腫れ、生活の影響についてです。
抜歯は外科処置の為、多少なりとも痛み等負担を伴いますので心配はつきものだと思います。
少しでも参考になって安心して抜歯の治療を受けていただけたらと考えております。
Q1:抜歯した時、一番痛いのはいつですか?
また、腫れるのはいつですか?
A1●まず痛みは個人差がありますが、痛みは当日麻酔切れてから~3日/
腫れは抜歯後2~3日がピークになります。
また抜歯部位が以前腫れたり痛んだりしたことがある場合、症状が少し長引きます。
Q2:仕事や行事等があり、抜歯の影響が心配。影響を受けずに抜歯するのにいい時期等はありますか?
A2●まず、上記通り腫れや痛みは2~3日がピークなので、その間に重要な用事がある場合は
避けた方がよいと考えます。
特に腫れが強くでた場合、口があけにくくなることがあります。
そのため大切な商談やスピーチがある場合等は避ける方がよいかと思われます。
また抜歯した後、抜歯した側での食事は傷口が落ち着くまで2週間ほどできなくなります。
飲酒に関しても、服用薬への影響や、血行が良くなり止血に悪影響を与えるので
控えるようお伝えしてます。喫煙に関しても、治癒そのものに影響がありますので、
2週間程度禁煙いただくことをお話しております。
そのため、旅行や飲酒等のイベントがある場合はご予定後に抜歯することがよいかと思います。
Q3:抜歯をしてはいけない条件はありますか?
●歯に痛みがある状態では抜歯を行うことができません。
理由は麻酔がきかないからです。また、術後の痛み・腫れが大きく出てしまいます。
抜歯を行うのは痛みや炎症がなくなってからになります。
その間は『清掃指導+セルフケアでの徹底的な清掃』『抗生物質などの薬物療法』
『嚙み合わせ調整』等で痛みのない状態にしていきます。
Dr’s POINT
既往症によって、影響があることもあります。
特に、『糖尿病』『高血圧』『心・血管疾患』『骨粗鬆症』をお持ちの方は、リスクを伴うことも
あるので、事前に申し出頂き、最善の状態で処置に当たらせていただけたらと思います。
またコロナワクチン接種も抜歯後の経過へ影響がでる可能性があります。
一時的に抵抗力がさがるため、コロナワクチン接種の予定がある場合は前後1週間は抜歯を
避けていただくことがよいかと思われます。
以上抜歯についてでした。
個人差はありますが抜歯は痛みや腫れ等伴います。
早い治癒のためには抜歯後の注意事項をしっかり守り、規則正しい生活も大切になります。
実際に抜歯をされる場合に気になることがありましたら、医師はじめスタッフにお尋ねいただき、
納得がいく状態で処置をさせていただけたらと思います。
抜歯後の処置について等ホームページに記載がありますので、よかったら合わせてご覧ください。
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